経理の年収は低い?リアルな給与事情を現場目線で解説

経理実務

「経理って年収低いですよね?」

よく耳にする質問です。

確かに営業や外資系コンサルのように
一気に年収1,000万円という世界ではありません。

しかし――

本当に“低い”仕事なのでしょうか?

今回は、経理として働く立場から
リアルな給与事情を解説します。


経理の平均年収はどれくらい?

一般的に言われている目安は

  • 300万円〜500万円(若手〜中堅)
  • 500万円〜700万円(管理職クラス)

会社規模によって大きく差が出ます。

■ 中小企業経理

  • 300万〜450万円前後がボリュームゾーン

■ 上場企業・大企業

  • 500万〜800万円
  • 管理職で900万円超もあり

つまり、

「低い」というより“レンジが広い”

が正確です。


なぜ経理は年収が低いと言われるのか?

① 利益を直接生まない部署だから

営業は売上を作る部署。
経理は管理部門。

直接利益を作らないため、
評価が上がりにくい会社もあります。


② 成果が見えにくい

営業:契約◯件
経理:ミスなく処理

“ミスしないこと”が評価基準になるため、
爆発的な成果が出にくい。

これも年収が伸びにくい理由の一つ。

そもそもミスなくというのが前提のため
ミスがあったらマイナスという原点方式で評価されます。


③ 企業規模に左右される

同じ仕事をしていても

  • 中小企業 → 年収400万
  • 大企業 → 年収650万

ということも普通にあります。

私の友人の経理は、上場企業ではないのですが
かなり大きい会社なので20代後半で年収800万の人もいます。
※極まれなケースです。

私は上場企業経理に転職したのですが、
年収は500万前後なのでうらやましい限りです、、


経理の年収を上げる方法

ここが重要です。

「低い」と嘆くより、
どう上げるかを考える方が建設的です。


① 転職で年収を上げる

経理は“横移動”で年収が上がりやすい職種です。

  • 規模の大きい会社へ
  • 上場企業へ
  • 外資系企業へ

同じスキルでも市場が変わると
年収が跳ねます。


② 専門性を高める

  • 連結決算
  • 開示業務
  • 税務知識
  • マネジメント

ここまでできると
年収600万〜800万ラインが現実的。

簿記2級はスタートラインで、
1級・税理士科目などは武器になります。


③ 管理職を目指す

課長・部長クラスになると
年収は一段上がります。

ただし責任も増えます。

ですが、これもまたキャリアアップのための
経験になるので、個人的には昇進するのはお勧めです。


④ 副業と組み合わせる

経理は安定職。

  • ブログ
  • ライティング
  • 会計スキル販売
  • バイト

副業と相性がいい。

本業400万+副業100万
=実質500万

という戦略も現実的です。


経理のメリットは「安定性」

年収だけを見ると派手ではありません。

しかし経理は

✔ 需要がなくなりにくい
✔ 景気の影響を受けにくい
✔ 転職市場が安定している

大きなリスクを取りにくい人には
かなり相性の良い職種です。

どんな企業にもある部署なため、
一度経験を積めば、転職しやすい職業にもなります。


経理は“低い仕事”ではない

経理は

  • 一攫千金の仕事ではない
  • でも積み上げ型で安定している

資産形成と非常に相性がいい職種です。

年収450万でも

  • 固定費を抑え
  • 投資を続け
  • 副業で上乗せ

すれば資産は作れます。


結論|経理の年収は戦い方次第

経理の年収が低いかどうかは

どの会社で
どのスキルで
どのポジションで働くか

次第です。

「低い職業」ではなく、

“伸ばし方を知らないと伸びにくい職業”

というのがリアル。

現状に不満があるなら、

  • スキルを磨く
  • 転職を視野に入れる
  • 市場価値を確認する

行動次第で十分変わります。