簿記2級に合格すると、
ひとまず大きな達成感がありますよね。
ただ、正直に言うと
簿記2級は「ゴール」ではなく「スタートライン」です。
この記事では、
簿記2級合格後にやるべきことを、
現役経理の視点から優先順で解説します。
① まず「合格=実務ができる」ではないと知る
合格直後に一番大事なのは、この認識です。
- 簿記2級=実務経験
ではありません。
ただし、
実務を理解するための土台は確実にできています。
ここを勘違いしなければ、
簿記2級は一気に「使える資格」になります。
簿記2級の知識は実務においての、
前提知識くらいに思っておけばいいでしょう。
② 仕訳を「意味」で説明できるようにする
合格後にやってほしいのが、
仕訳を暗記ではなく言葉で説明する練習です。
- なぜ売上になるのか
- なぜ費用がここで計上されるのか
この意識があると、
実務での理解スピードがまったく違います。
実務においては企業ごとに、
使用している勘定科目が違うことがあります。
なので、資格を取れたとしても
最初は実務に対して難しさを感じることがあります。
③ 実務の流れをざっくり理解する
次におすすめなのが、
経理の仕事全体の流れを知ることです。
- 入出金管理
- 仕訳入力
- 請求書・支払処理
- 月次・年次
「どこで簿記の知識が使われるのか」が見えると、
学んだ内容が一気につながります。
経理業務は毎月のルーティーン作業が多いです。
なので過去の仕訳をコピーすることがありますが、
はじめは手作業で仕訳を作成することが上達の秘訣です。
④ Excel(またはスプレッドシート)に慣れる
現場で意外と重要なのが、
Excel操作スキルです。
- SUM・IF
- VLOOKUP(またはXLOOKUP)
- 表の整え方
簿記の知識+Excel
これだけで、実務での評価はかなり変わります。
経理に必要なのは、
簿記の知識・Excel操作力です。
集計業務などがたくさんあるため
経理とExcelは切っても切り離せないものです。
個人的にはVLOOKUPをよく使うので、
使えるようにしておいた方がいい関数の一つだと思います。
⑤ 未経験でもできる業務に挑戦する
もし経理未経験なら、
「完璧な仕事」を探す必要はありません。
- 経理補助
- 仕訳入力
- 請求書チェック
こうした業務からでも、
簿記2級の知識は十分活かせます。
こうした基本業務ができれば
徐々に難しい業務にもチャレンジできる下地が完成します。
⑥ 次の資格は焦って取らなくていい
簿記1級や税理士を考える人もいますが、
合格直後に無理に進む必要はありません。
おすすめは👇
- 実務を少し経験
- 必要性を感じてから次を考える
実務で使えない資格は、評価されにくいのが現実です。
私の対韓ですが簿記1級・税理士資格は、
2級に比べて難易度が跳ね上がりました。
中小企業経理であれば、
簿記2級を持っていれば十分です。
転職においても、
2級があれば大体の企業は十分です。
ただ、大企業となると1級が応募条件だったり
昇格条件になることもあります。
自分で必要だと思ったら
1級・税理士資格をとればいいというのが結論です。
⑦ 「経理目線」でお金を見る癖をつける
簿記2級合格後は、
日常のお金の見方も変えられます。
- 家計
- 投資
- 会社のお金
「なぜこのお金は動いているのか」
と考える癖をつけると、
知識がどんどん定着します。
日常生活と結びつけることで、
自分の力にしていきましょう。
まとめ|簿記2級は使ってこそ価値が出る
簿記2級合格後にやるべきことは👇
- 合格後の立ち位置を理解する
- 仕訳を意味で考える
- 実務の流れを知る
- Excelに慣れる
簿記2級は、
使い始めてからが本当の価値です。
合格をきっかけに、
ぜひ一歩先へ進んでみてください。

